〇〇さま

こんばんは、木坂です。

このメールが、セミナーについて、おそらく最後の
メールとなります。

最近久々に生活のリズムがめちゃくちゃになってきてますが、
これもたくさんの方が僕のセミナーに期待してくれているという、
大変ありがたいことのおかげであると、感謝するフリして
毎日を生きている今日この頃です。

新しい方からメールがきたり、新田君とやり取りしていたり、
すごく新鮮です。

今までも変化を率先して行ってきていたつもりではあったけれど、
いかに自分の小さな世界に閉じこもっていたかが日々感じられて、
大変勉強になっています。

いやー、今年で僕30歳になるんですけど、
なんかいろいろ、やってきてよかったと、しみじみ思ってます。

そうか、30歳になる年、初のセミナーなのか。

そうかそうか。

今回のメルマガは、セミナーのQ&A2回目と、
件名の通り未来を読むちょっと変わった方法についてです。

どうぞお楽しみくださいませ。

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目次

1.セミナーについてのQ&Aその2。

2.未来を読むちょっと変わった方法。

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1.セミナーについてのQ&Aその2。

あれから一週間、また多くの質問をいただきました。

重要なものを一覧にしてレポートとしてまとめましたので、

http://www.masterclasstrilogy.com/neye/s_QA_2.pdf

こちらをダウンロードして目を通してください。

今回は、Q&Aというより若干レポートっぽくなってる部分も
あったりしますので、読み物としても耐えうるかと思います。

連絡事項としては、特に、

・日程の追加
・特典としてのセミナーの追加
・受講者に限定で配布しているレポートについて

などは受講者の方にも重要なことかと思います。

前回のメルマガにも記載いたしましたが、セミナーのお申し込みは

https://55auto.biz/alchemy/touroku/st_gl.htm

こちらからお願いします。

セミナーの内容としては

http://www.masterclasstrilogy.com/neye/l_2013_m.pdf

に書きましたので、もし初耳だよ、という場合には一読いただけると嬉しいです。

あと、日程が迫ってきたので、振込や決済がまだの人、
早くしていただかないと日程の希望などが間に合わない可能性が
あります(今週中には、日程の希望も聞きたいので)。

一応23日まで期限は設けていますが、和佐君の方はともかく、
僕はもう明らかに忙しすぎて死にそうなので、間に合わない可能性が
若干現実味を帯びてきています。

ビデオ受講の方は大丈夫としても、ライブ受講を希望する方、
ちょっと急ぎ目でお願いします。

どうしても遅れる場合は、ご一報ください。

あと、一部、各方面から

「売れてないころから応援していたミュージシャンが急に
全国区になって、にわかファンが増えて複雑な気持ちになる心境です」

という心の叫びをいただきますが、そしてそれはとても
有難いことなのですが、まず第一に

「俺って、売れてなかったんだっけ」

という点を謙虚に受け止め、真摯に邁進してまいりたいと思います。

そして、ミュージシャンとは異なり僕は自分で仕事を作れるので、
その意味ではあまり気になさらなくてもよいのかなーと。

未知の世界というのは不安がつきものですが、歩き始めてみたら
きっとよい方に転がりますので、是非一緒に楽しんでくださいな。

2.未来を読むちょっと変わった方法。

上で配布したQ&Aに「今後厳しくなるという実感がない」という
項目があり、そこで僕はつれない返事をしていますが、それでは
あまりにもアレなので、少しだけ具体例を挙げて解説をいたします。

最近の例だけを少し。

1.「ヨーカドー正社員を半分に、パートを全体の9割に」
というニュースをご覧になった方もいるかと思いますが、
パートというのは法的に全く保護されていない、半奴隷みたいな
立場です。

これは誇張して言っているのではなく、実際に何の権利もありません。

企業側からすると、正社員は、面倒なのです。

今の時代に照らしてみると、雇用コストが高すぎて、
はっきり言えば、邪魔な存在になってしまっています。

正社員が明らかに優秀ならば話は違うのですが、
現実はそうでは全くなく、企業はいかにして首を切るか、
毎日考えています。

社員には当然そんな空気は見せないと思いますが、僕のような
立場の仕事にある人は、毎日毎日そういう相談を、有名企業から
受けているのです。

だから、こういうニュースは全く不思議ではありません。

ヨーカドーに関しても、「うまい案が見つかった」という
だけの話で、もうだいぶ前から検討はしていたのですから。

何が「うまい案」なのかは、是非検索して、考えてみて下さい。

僕が「半奴隷」と言った意味がうっすらとわかるかもしれません。

2.ソニーが大崎のビルを売却へ、というニュースも踊りましたね。

ついこないだ完成したばかりの大崎にある(本社ではない方の)ビルです。

これを、資金繰りのために売却する、と。

ニューヨークのビルはもう売却手続きに入ってますので、
大型不動産の売却はこれで二軒目ということになります。

つい先日、ソニーの人に直接会って聞きましたが、
ビルを売却した後は、同じビルにリースで居続ける予定、
とのこと。

つまり、自分が大金をかけて建てたビルを叩き売って、そのビルに
高額の賃料を払いながら仮住まいをする、ということです。

これがいかに「不思議な」ことであるかは、自分で家を建てた時に
置き換えてみればわかるかと。

また、僕は数千億円規模の企業の買収の中身をいくつかこの目で
見てきましたが、大型の不動産を二束三文で売却するというのは、
かなり末期にしか起こらないことなのです。

当たり前ですが、最後の砦と言ってもいいのが不動産です。

それに手を付けるということは、他に手を付けるものがもうない、
ということを意味します。

そしてそういうメッセージを、市場に発します。

この意味は、市場経済をある程度理解している人なら、わかるかと。

3.タカラトミーは約150人の希望退職を募りました。

これは、絶対数としてはそこまで大きくないのですが、
実はパーセンテージが結構大きいのです。

重要なのは、これくらいの人員規模しか持たない会社でも、
それだけコストを圧縮したいという現実がある、ということです。

4.原発で揉めた関西電力は、社員を約500人削減し、
新卒採用を4割削減することを検討している旨、経産省に
報告しました。

同様に九州電力も、総額で400億円の「人件費」の削減を
報告しています。

わざわざかっこを付けたことからもわかる通り、何を減らしているか、
減らそうとしているかが重要です。

まず減らされるのは、これからは「人件費」なのですよ。

だって、一番邪魔で、一番簡単に減らせるのだから。

5.EU諸国は、高度な技能を持つ優秀な若者が、一国あたり
毎月数千人単位で、外国に出稼ぎに行っています。

国内では雇用がなく、あったとしても新興国からの移民労働者が
圧倒的に安い賃金で仕事を引き受けてしまうためです。

移民と言うと「ゴミ広いとかトイレ掃除とかでしょ」と思うかも
しれませんが、時代はもう変わっています。

今は「高度な」技能を持った移民がうろうろしているのです。

だから「高度な」技能を持った優秀な若者が出稼ぎに出なくてはいけない。

その出稼ぎ先はどこだか知っていますか?

それは、その昔植民地にしていた、アフリカの国々です。

なんとも皮肉なことですが、今はそういう現実にあるわけですね。

都心のコンビニや居酒屋などはもうほとんど外国人労働者が
占めている、これからはその領域が拡大するだけだ、という話を
前回しましたが、その先端を行っているのがEUです。

見ておいて損はないと思います。

ちなみに、ゴミ拾いのバイトですが、ここ日本では、
最近は京都大学で博士号を取ったような人も行っているようです。

話が込み入るのでここでは詳細に議論はしませんが、
この労働市場に関しては政府の政策も基本的には間違うので
(いろんな利権があって正しいことができないので)、
これからこの現状はもっと酷くなります。

対岸の火事では、全くないのですよ。

6.なんかもういくらでも続けられるのでこれを最後にしますが、
メルマガ読者の方が送ってくれたメールをコピーします。

「私はある製造メーカーに勤めています。
会社自体はグローバルに展開しており、世界に約50の工場を持っています。

昨年4月にインドネシアの工場に監査の形で行ったのですが、
そこで対応したスタッフは英語・日本語・インドネシア語をしゃべることができて
工場の事に精通している30代前半。
しかも賃金は私の5分の1。

青ざめました。本当にやばいと痛感しました。

そこから、私の準備が始まりました。」

この方は昨年4月から準備を始めているので、まあ人よりは
安心でしょう。

しかし、これが現場での実感なのです。

日本に引きこもって、テレビ見て、毎日同じ仕事して、
脳ミソ腐っちゃった人にはわからないかもしれませんが、
世界も日本も、それこそ地殻変動のようにゴリゴリと動いている。

動いてない「気がする」のは自由ですが、その先の結果も
「甘んじて」受けてくださいね、という話なのです。

そして毎回繰り返してますが、未来の世代を巻き込むんじゃないぞ、と。

何もしないなら、それだけはよろしくお願いします。

もう、結構ギリギリの勝負なのですよ、日本という国は。

さて、ここまでざーっと具体例を見てきましたが、どうでしょう?

これらの事例を並べて眺めるだけでも何となく未来が見えてくると
思いますが、でもそれは、僕がジョブレスリカバリーの話をしていたり、
佐川女子の話をしていたりしてある程度前提知識があるからだと思います。

まっさらな状態で、自分一人の力で、いくつものニュースを統合して、
未来を予測するというのは、実際にやってみていただければ、
僕がやって見せているよりは難しいと感じるのではないかなと。

そこで、こういう正攻法の「データ分析」以外の、ちょっと変わった
未来の見方をお話しします。

未来の見方なんて、着眼点と思考力次第でいくらでもあるんですよ、
ということがちょっとでもわかっていただけたら嬉しいです。

(※先に述べた、受講者の方限定で配布しているレポートというのも、
未来を見るひとつの法則について解説しているものです。わずか10ページ
ですが、ある側面から世界を見る場合、恐ろしくクリアに見えると思います。
まだ読んでいない人、15分もあれば読めるはずですから、なるべく早く
読んでください。セミナーでは、また別の見方をいくつかお話ししますので。)

実は、ある人たちの間では

「東大生が就職したがる業種は近い将来必ず衰退する」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

という有名な法則があります。

歴史的に言えば繊維産業や鉄鋼業などが有名でしょうか。

他にも銀行があり、官僚があり、不動産業界があり、そして今話題の
有名家電メーカーがあり、といった顔ぶれですが、確かに、
全部衰退してきていますね。

ということは、例えば去年の

「東大生に人気の職種ランキング」

なんかを見てみれば、次に衰退する業界が分かってしまう、
ということです。

さあ、今すぐ古本屋でその手の雑誌を買ってみましょう。

次に衰退する業界が載ってますよ。

でも、これはなぜなのでしょうか。

東大生は「本当はバカ」なのでしょうか?

僕は(ある意味では)違うと思います。

彼らは、頭がいいからこそ、こういう法則の立役者になってしまう。

「彼らが無能だからその業界を内部から破壊する」のではなく、
彼らは

「もう衰退する業界に好んで就職したがる」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

のです。

なぜそういうことが起こるのかと言えば、答えは簡単です。

彼らは、東大などという「ブランド」を求めて大学に行ったわけですから、
そもそも保守的なのです。

冒険ができない。

ハーバードでMBAを取った人が実はほとんど起業しないのと
同じことです。

頭がいいから、先のことがある程度見えてしまい、失敗する確率が
計算できて、チャレンジする前に答えを出してしまう。

その結果、彼らは「一番失敗がなさそうな選択」を常にします。

起業なんて不確実な要素が多すぎて計算できない、だからリスクが高い、
そんなものは向う見ずなバカがやればよい、と結論するのです(まあ、
これ自体はそんなに間違っていませんが)。

これはこれで「さすが東大生、合理的だな」と思うかもしれませんが、
このやり方のせいで、彼らは好き好んで衰退業界に入っていくのです。

一番「失敗確率が低そうな業界」はどこだと思いますか?

それは、「その時最盛期の業界」に決まっています。

だって、一番調子がいいのだから、何をやってもうまくいくでしょう。

でも、一歩引いて見ると恐ろしいことが理解されます。

「最盛期の後は、下り坂しかない」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ということが。

悲しいかな、東大生は頭がいいので「今」一番調子がいい
場所を見つけることができます。

そしてその場所はその時「一番」いいので、そのあとは
そこより悪くなるしかないのです。

バブルと同じで、調子がいい「今」は、その調子の良さが
永遠に続くような錯覚に陥りますが、実際にはそんな現象は
歴史的にも科学的にも確認されたことはありません。

だから、本当は「これから」調子が良くなる業界を見つけるのが
一番いいのですが、それは先に言ったように、不確定要素が多すぎて、
事前に「計算」することができません。

そういう「リスク」は、彼らくらいの頭を持ってしまうと、
取りにくいのです。

ということは、東大という場所が生まれ変わり、東大生という生き物の
性質が根本的に変わらない限り、

「東大生が就職したがる業種は近い将来必ず衰退する」

は、極めて妥当性の高い法則として君臨し続けるということが
言えてしまうのですね。

こういう世界の見方は、実は相当応用が利きますので、
興味がある人はここからいろいろ考えてみてほしいと思います。

最後に。

何らかの方法によって、未来がある程度見えたからといって、
自動的に未来が良くなるわけではありません。

未来が見えなければどう行動していいのかが分からないから、
僕は未来を見る方法をあれこれ話しているだけなのです。

未来を実際によくするために大事なのは、そのあとの決断と行動。

そうして見えてきた未来に対して、「今」どういう決断を下すのかは、
どういう行動をとるのかは、全て各人に任されています。

これからの選択肢は、実は3つしかありません。

1.頑張って「上側」を目指す
2.みんな仲良く衰退する
3.競争を放棄、田舎か外国でひっそり暮らす

このどれかです。

僕は、どれが良くてどれが良くないということはないと思いますが、
少なくとも僕個人としては1を選択しているし、またこのメルマガを
読んでくれている人やセミナーにきてくれる人には、是非1を選択して
ほしいと思っています。

それが、人間としての責任だと、僕は大げさではなく、思っているからです。

僕らは、2013年、夏までが最初の勝負です。

さすがに最後の勝負にはならないと信じたいですが、その可能性も
ゼロではない程に、いろんな意味で、ギリギリの勝負になっています。

自分で努力できる人、既にしている人、既にある程度「自分の」人生を
確立している人、素晴らしいです。

是非継続してください。

できれば、次の世代を育てるフェイズに入ってください。

そこまでの自信がない人。

騙されたと思って、セミナーにきてください。

今年中に絶対知っておいてほしいこと、見ておいてほしい世界、
そして未来、そういう話に絞ってお話しします。

その切り口が、ビジネスだということです。

今までは

「人間として知っておいてほしいこと」

を話してきましたが、その意味で今年のセミナーはちょっと毛色が
違うのです。

好き嫌いはあると思いますが、僕には僕の判断があって、
そういうセミナーを企画しています。

「今年中に知っておいてほしいこと」

この意味が何かしらでも感じられる人には、人生変わる
きっかけになれると確信しています。

是非、会場でお会いしましょう。

そして2013年以降を、軽やかに歩いていける自分を
手に入れましょう。

楽しみにしております。

ではでは、今回はこの辺で。

おそらく、僕が自由にできる時間的に、これがセミナー前最後の
メルマガになるかと思います。

時間があればもう一通くらい出そうと思いますが、あと10日でセミナー、
そろそろ受講者の方に集中させてください。

今後の「雇用」について詳細に未来を見渡す、新しいレポートも
書き始めています(セミナー前に、読んでほしいので)。

ですので、セミナー募集終了のお知らせや、早く振り込んでねメールなどは、
おそらくできません。

和佐君や新田君が代わりにやってくれるかもしれませんが、
あしからずご了承くださいませ。

何か質問や感想等あればこのメルマガに返信してください。

ありがとうございました!

木坂