〇〇さま

ども、こんにちは、木坂です。

最近、アフリカや中東が騒がしいですね。

先月行ったセミナーのフォローアップメールでは
何回か解説をしましたが、この件は我々の生活に
密着したものになる可能性が高いので、メルマガでも
解説しておくことにします。

例によって、ながーい音声を録りました。

先月のセミナーに出た人は、復習+αのつもりで、
出たくても出れなかった人はセミナーのつもりで、
興味すらなかった人は多分音声聞いてもつまらないので
さっさと削除する感じで、それぞれ頑張ってください。

ではでは、早速いきましょう。

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目次

1.アフリカと中東、そして世界の見方。

2.つぶやき。

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1.エジプトと中東、そして世界の見方。

チュニジア、エジプトときて最近はリビアとバーレーンが
よく報道されているようですね。

「デモ激化」「大規模な反政府デモ」などという、
僕に言わせれば「誤報道」としか思えない言葉をわざと選んだ
ニュースが日本を埋め尽くしているようです。

日本の報道は、積極的に嘘をつくことは、あまりありません。

事実関係を捏造することもありますが、こと「報道」に
関しては、そこまで積極的に捏造することはない。

しかし、消極的に、嘘ばっかりついています。

つまり、わざと特定の印象を持つ言葉を選んだり、
意図的に情報を削除したり、グラフの印象を操作したり、
編集でどうにかしたり、といったことです。

僕は、そういうメディアのあり方を、学生のころはよく
批判していましたが、最近はもう面倒くさくて、
メディアとは、そういうものなのです、という態度を
とるようになってきました。

メディアのレベルは国民のレベルに合わせるわけですから、
メディアが一方的に悪いというよりも、我々国民の質が、
単に低いんだろうという真実に到達してしまったからでもあります

となれば、メディアが変わることに期待はできないので、
我々は、自らの頭を鍛え、情報を正しく読み解ける、
そんな人間にならなければいけない、ということです。

例えば、僕はいろんなところでこの話をしていますが、
各局各紙一斉に同じ論調で報道が始まったときは、
大体信じるに値しません。

何かを隠すためのカモフラージュです。

そういうときは特に、裏側にある真実を探る意識を持ってほしいと
思います。

海外のいろんなメディアに触れるのもいいと思います。

イギリスやアメリカのメディアでしたら英語ですし、
アラブ系のメディアも大体英語版があります。

例えば有名なアルジャジーラの英語版は

http://english.aljazeera.net/

です。

今の時代、いくらでも情報が得られますので、本気で世の中
知りたければ、せめて英語の情報くらいは、ある程度処理できるように
なっておいた方がいいのではないかと思いますが、まあ
そうは言っても、ほとんどの人は、はじめからあきらめて
調べることすらしないのでしょう。

それはそれで、僕が強制することではありませんから、構いません。

でも、その結果に責任を持つようには、最低限しておいて
ほしいと思います。

さてさて、前置きが長くなりましたが、音声です。

今回、中東やアフリカでデモが頻発していることについて、
リビアを例にとりながら、どういう目線で見るべきか、という話を
してみました。

別にどの国の政権が崩壊するとか、イスラム原理主義が台頭するとか、
そういう具体的な話をしているわけではありません。

そんなことは、各自が勝手に考えるべきことであって、
僕がわざわざ話すことではないですから。

僕がお話ししたいのは、いつもそうですが、原理です。

どうやって出来事を見るべきか、解釈するべきか。

そういう原理的な部分のヒントをお話しできればといつも
思っています。

だから、答えだけ知りたい場合、すごい眠い音声だと思います。

努力しないで真実を知りたい場合。

やめた方がいいと思います。

それは、楽していい思いしようと思うなよ、ということではなく、
真実を知ることを、です。

努力するのはとても辛いことですが、真実はもっと辛い。

本当に、知らない方が、幸せだったよね、ということばかりです。

それでも知りたい!というドMな変態だけが、努力すればいいと
思いますし、その過程で、真実を知る「強さ」みたいなものを、
獲得できると思います。

日本は、普通に生きていれば、それなりに楽しくて、
それなりに快適で、それなりに幸せです。

少なくとも、本当に道端でのたれ死んだりすることは
まれです。

子供が大量に餓死したり、隣人が突然斧を持って
強盗にきたり、携帯で電話しながら歩いていてイキナリ
銃撃されたりすることはほぼありません。

世界の水準で言えば、すごく恵まれていると思います。

ですから、無理に、つらい方へ誘うことは、僕にはできない。

これは皮肉でも何でもなく、本当に努力したくないならば、
それなりの人生があると思うんです。

せっかく日本に生まれたのだから、そういう人生も、
ありと言えば、ありなのかもしれません。

それでも、真実が知りたい、真実を見抜ける人間になりたい、
と思う場合のみ、以下の音声が、そのお役にたてると思います。

http://www.thealchemyofintelligence.com/member/poty/Lib_1.mp3

http://www.thealchemyofintelligence.com/member/poty/Lib_2.mp3

長くなったので、二本にしました。

内容も、決してBGMに向いているお気楽なものではありませんので、
できれば、これ用の時間をとっていただいて、紙とペンを用意して、
聞いていただければ、本望でございます。

物事には、表があれば、必ず裏があります。

見えている部分の裏には、必ず見えていない部分があるのです。

リビアで言えば、これ以上軍、そして政府高官が大佐から
離反していくようであれば、政権の維持は原理的に不可能です。

いや、正確に言えば、政権の維持が不可能だということに決まれば、
破産が決まった会社の後整理のように、どんどんと離反していくことに
なります。

ですからもし今後、近いうちにそういうことが(こっそりとでも)確認
できれば、高い確率で、カダフィ政権は崩壊すると言えるわけですね。

大切なのは、国民の死者数とか、デモ参加人数とかは、本質的な
ファクターではない、ということです。

これは、上の音声でも解説しているとても単純な原理に支えられた、
しかし非常に確度の高い予測です。

なぜそう言えるのか、が大切です。

ところが、仮に政権が崩壊しても、その時僕らが世間で目にするのは、
ただ単に

「カダフィ独裁崩壊!」

「自由を願う国民の勝利!」

などといった、チープで鼻から脳みそ垂れそうな文字ばかりでしょう。

その「結果」に意味はありません。

意味があるのは、常にプロセスであり、原理です。

何が政権を倒したのか、その原理は何か、そういうことにこそ、
価値がある。

そのことを忘れないようにしながら、日々いろんな情報に
接してくださいね。

2.つぶやき。

この一連のデモ報道に関して、僕が不思議でならないことが二つあったり
なかったり。

ひとつは、世間で「リアリスト」「現実主義者」と呼ばれる
専門家の人ほど、

「自由のための闘い・圧政に対する抵抗」

という考え方をしているというもの。

自由とは、観念です。

観念は、イデアです。

それを支持することは、Idealistになります。

その人がRealist?

これはなぜなのだろう。

もうひとつは、

「アフリカや中東の人々は民主化を求めている」

と主張している専門家のほとんどが、独裁政権が
打倒されたらイスラム原理主義の政権ができると発言していること

「民主化」って、意味わかってるのかなあ。

「民主化」は、西洋の論理です。

イスラム原理主義に、このような論理は元来存在しません。

民主化(=西洋)を求めつつイスラム原理主義?

アラブ人の誇りが民主主義でどうしたって?

僕の頭では、理解不能です。

鋭い人は、この二つの疑問をヒントに、いろんなものがつながって、
見えると思います。

つい昨日、

> 1月に参加させてもらった時代セミナーも
> 素晴らしいものでした。
>
> 今までのものがつながってくる喜び・感動は、
> 長編映画を見たり、小説を読んでいるようでもありますし、
> 音楽で言えば壮大な組曲のようでもあります。

という感想をいただきました。

この方のように、いろんなものが「つながってくる」という
感覚を大切にしてほしいと、心から願っています。

そのお役に立てれば、これ幸い。

ではでは、今回はこの辺で。

質問や感想などがあればこのメルマガに返信してくださいませ。

ありがとうございました!

木坂

追伸:音声の中で言及している「我々の生活に密着した」というのは、
具体的に言うと、

1.石油(を中心とした資源)価格
2.小麦などの基本食料価格

の2点です。

この2点の動きは非常に重要ですし、アフリカや中東の混乱は、
この2点の動きに大きな影響を与えます。

短期的な上がり下がりの話をしているのではありません。

もっと根本的な話ですが、一応、ヒントはここまでとします。

あ、あとひとつ大事なことを。

セミナーなどに出てくれている人は聞き飽きていると思いますが、
世界のどこで、どんなことが起こっていても、アメリカの動きだけは、
絶対に見ておいてください。

大事な場所には、絶対に、顔を出しています。

表からか裏からかはわかりません。

でも、絶対に顔を出しているのです。

何度も言いますが、絶対です。

だから、絶対に見ておいてほしいと思います。