○○さま

こんばんは、木坂です。

ICCも終わり、最近内職的な仕事が多くなりました。

作ったり、しゃべったり、聞いたり、考えたり、また作ったり。

僕が仕事をしてて特に情熱を感じるのは、例えば考えること。

例えば相談に乗ること。

例えば何かを教えること。

例えば何かを作り出すこと。

ざっくり言えばこんな感じのことなんで、まあ、
合っているといえば合っているんですけどね。

昔は、といっても2~3年前ですが、自分は
広い意味で「商い」が好きなんだと思ってました。

モノでも人柄でも、何かを売ることが、そのための
マーケティングが好きなんだ、と。

セールスは行くとこまで行くとアートですから、
何かを買って感涙する人が出てくるわけですから、
それを自分は求めてるんだと思ってました。

でも最近、案外そうではなくて、その前段階の、
“企画”が特に好きなんではないかと思うように
なったんです。

もちろん“企画”も広く「商い」の一部とも言えますから
完全に無関係ではありません。

でも、何か新しいこと、面白いもの、くだらないもの、
とにかく何かそんなものを、他人が思いつかないような
ものを考えて作り出すのが、特に好きなんだ、と。

そーゆーのがいっぱいあった方が世の中楽しいし、
人生楽しいじゃない、そーゆーのを思いついて作れたら、
もっと楽しいじゃない、ってことを考えるに至ったわけです。

僕はコンサルの仕事を結構してますが、コンサルってのも、
究極的には企画だなあ、と。

普通コンサルというのは現状をなんちゃらマトリクスとか
そういったいろんな頭のいい人が考えたツールを使って
分析するのがメイン業務なんですが、僕は、そういった
よくある“現状分析型コンサル”はほとんどしないので、
“企画”“アイディア”なんだよなあと思うんですね。

ちなみに僕の場合ですが、ほとんどの現状分析は、頭の中で
終わります。

終わらない場合に限り、先人たちが残した便利なツールを
使わせてもらいますけども。

状況などできる限りの情報を聞き、それらをすべてふまえ
他の人が思いつかないアイディアを出し、それを教えて、
実践してもらう。

これが僕の仕事。

分析なんて、別に僕でなくてもできますからね、わざわざ
僕がやる必要がない。

んで、結果報告を聞いて、ああ、この仕事やってて
よかったなあ、と思うんです。

毎回新鮮な気持ちでそう思えるから、不思議ですよね。

同じことを繰り返しているはずなのに、ルーティーン化しない。

就職しなくてよかった、と最近しみじみ思います(笑)。
ま、雑感でした。
ではでは、今日のお勉強にいきましょう。
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目次

1.月収100万円と1000万円を分かつもの。

2.“ブランド”を最短最速で作るための3条件。

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1.月収100万円と1000万円を分かつもの。
先日、僕にしては珍しく雑誌の取材を受け、全部で10ページの
フルカラーの記事になりました。

そのために当然「プロフィール」というものを書く必要があって、
そのプロフィール用の情報を書き出してたんですね。

そのとき、「・・・クライアント数は延べ300以上、
現在はキャンセル待ち」というものがあって、自分のことながら
感慨深かったです。

コンサル業を始めてからまだ数年ですが、ああ、300以上に
なったんだ、と。

300以上になると案外記憶に薄いクライアントとかも
いるのかなあとか思うんですが、意外や意外、全然そんなことは
なくて、みんな鮮明に覚えてました。

いろんな悩みや問題があり、いろんな目標があり、いろんな
結果があり、こっちもとても勉強になったよなあ、とか
思い出したりして。

そんな思い出に浸っていたとき、ふとあることに気がついたので、
そのお話をさせてもらいますね。

それが、タイトルにもある
「月収100万円と1000万円を分かつもの」
ということです。
僕のクライアントには、月収が100万円の人もいれば企業も
あるし、1000万、1億という人・企業もあるわけです。

僕から見て、みんな同じように一生懸命やっている。

なのに、シビアにこの結果が出る。

その両者を分かつものって、何なんだろう、って思ったんですね。

例えば目標の違い、とか、ビジョンの違い、とか、具体的な
計画の違い、とか、スキルや経験の違い、とか、いろいろ
考えたんですが、どれもイマイチしっくりこない。

僕だって、何の経験もなかった時代があるわけですよ、
当たり前ですが。

それでもネットビジネスをはじめて初月から1000万円は
超えてました。

最低でもそのくらいは稼がないと、「ビジネス」として
継続していくことが、つまり僕を信じてお金を払ってくれた人の
力になり続けることが、できないと思ってましたから。

だから、よく言われる「月100万円」っていう目標の意味が
僕にはよく理解できないんですが、しかしそれは僕に限った
ことではなく、当然、僕以外にもそんな例はいくらでもあります。

一発屋とかじゃなく、普通にそんな実績を出している例が。

ですから、なんかもう少し決定的なものがあるはずなんです。

スキルとかそういったものではなくて、もっとマインド的な
何かが。

100万円と1000万円の差を生むものが。
そんなことをいつも考えていると、不思議なもので
そのヒントとなるような情報がたくさん飛び込んできます。

これが脳の機能なのかどうなのかは今興味のある事柄では
ないですが、とにかくすごい勢いで情報が集まってくる。

そしてある一定以上の情報が集まったとき、脳内である種の
化学変化が起こり、ひらめくわけです。

「ああ、これか!」

という瞬間です。

最近流行っている言葉で表現すれば、アハ体験?

・・・まあ。

どうでもいいか、そんなことは。

とにかく、その瞬間が訪れるまで考え続けることが大事なわけです。

そして今回の場合。

木坂的アハ体験はどこで起こったかといえば、美容室で
起こりました。

それも、髪を切っているときではなく、ブローしているときです。

その話を、ちょっとしたいと思います。
僕を担当してくれている美容師の方は、いわゆる「カリスマ」
などではありませんが、ファッションショー(コレクション)の
ヘアメイクを多数担当したり、まあCMや雑誌のヘアメイクを
担当していたりする、実力派ではあります。

驚くべきは、それだけの外部業務をこなしつつ、サロンワークで
担当が700人以上いるということです。

700人て。

美容業界的に担当人数の相場を知らないのでなんとも断言は
できないのですが、いい加減多すぎだろ、と。

僕の出身高校全校生徒ですよ、もう少しで。

それでいて、3ヶ月前に交わした非常に些細な会話とかも、
覚えている。

この能力には本当に驚くんですが(だから顧客が離れないんだと
思いますが)、まあとにかく、それくらい忙しい人なわけです。

だから、当然ブローやシャンプーなどは一切合財アシスタントが
やります。
ところが。
その日はたまたま時間があったのか、担当の美容師さんと
アシスタントの二人で、右と左に分かれてブローして
くれたんですね。

僕はしばしの間、男二人に髪の毛をぐしゃぐしゃにされる
間の抜けた顔を、鏡を通してぼーっと眺めていたんですが、
そのときですよ、例の体験が訪れたのは。

アハ。

別にかわいこぶっているわけではありません。

アハ体験です。

ついに、アハ体験が訪れたのです。
僕の髪をブローしてくれている二人ですが、当たり前ですが
二人で同じようにブローしてくれています。

同じような動き。

担当している髪の毛の量も同じ。

なのに、大きな違いが二つ現れていたんです。

普段なら、おそらく見逃してしまう違いが。

それは一体何か?

ひとつ。

それは、熱。

アシスタントの方は、熱いんです、頭が。

見れば、熱風が地肌に当たる角度でブローしている。

っていうか、そんなこと気にしてすらいない。

ただひたすらガンガン熱風を当てて、乾かしているわけです。

それに対して美容師さんの方は、全く熱くない。

驚くくらい、熱くないんですよ。

多分、髪の流れに沿って、熱風がすべるような角度で
ブローしているんだと思います。

使ってるドライヤーも温度も同じでしたから。

そして二つ目の違い。

すんごい熱いブローのアシスタントと、全く熱くない
美容師。

先に髪が乾ききったのは、美容師の方でした。

これには驚きましたね。

だって、物理的な感覚としては、熱い方が早く乾きそうじゃ
ないですか、素朴に。

それが、逆だとは。
この体験が、アハ体験に結びつきました。

一体、この一流の美容師とアシスタントとを分かつものは
何なのか、と。

それは結局、
「どこまでディテールにこだわり、細部を突き詰められるか」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なんですね。

極論すれば、ブローなんて乾けばいいわけですから、
とりあえず乾かすんであって、そこに何かすごいこだわりを持つとか、
そういったことはあまりないと思うんです。

りんごの皮をむくときに、少しくらい皮が残ってたって
特に気にしないように、別に「完璧」を求めることはないのでは
ないかな、と。

それよりは、派手なカットの技術とかを一生懸命練習するように
思うんですね。

しかしながら、派手なカットの技術やカラーリング、パーマなどは、
みんな練習しますから、みんなそこそこできてしまう。

だから、差がつかない。

でも、ブローを極める人はそういないでしょう。

シャンプーを極める人はそういないでしょう。

客との会話を極める人はそういないでしょう。

だって、美容師ですから。

「美容師とはこーゆーものである」という固定観念に
縛られるのが、ふつーの人ですから。
人が気づかないところにどこまでこだわれるのか。

くだらない先入観や固定観念を捨て、どこまで徹底的に
細部を極めていけるのか。

これがカギなんだと気づいた瞬間でした。

あるニューヨークのトップネイリストは雑誌のインタビューに
答えて、こう言ったそうです。

Detail is Everything!

そこで差がつくんだということを、差がついているんだという
事実を、どれだけ実感することができるのか。

神は細部に宿る、と言いますが、まさに真理なんだな、と。

こんなことを、ブローされてセットされて、その間ずっと
考えてました。
・・・さて。

弘法筆を選ばず、という言い回しがありますが、僕はこの体験を
してから、これは微妙に間違っているんだなと思うように
なりました。

弘法は筆を選ばないんじゃない。

実際には、筆のポテンシャルを最大限に引き出せるんだ、と。

凡人は、同じ筆でもそのポテンシャルの6割とかで作業している。

派手なテクニックや技ばかりを練習したために、筆の持つ
ポテンシャルを引き出しきれないから。

だから、もっといい筆がすぐ欲しくなる。

最高の筆を手に入れて、6割で作業する。

だから、「普通よりはいいもの」を「それなりに」生み出して
死んでいく。
でも弘法は、10割で作業できる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
それだけ、凡人が気がつかない細部にいたるまで、
完璧に訓練してきているから。

凡人が寝ている間に、練習してるから。

筆に使われている毛一本一本の特徴まで、掴みきっているから。

だから、「そこそこの筆」でも一流の結果が出せる。

その弘法が、一流の筆を使ったときに、超一流の結果を出して、
歴史に名前が残ることになる。

これが、真実なのではないか、と。

ビジネスでも、勉強でも、美容でも、物語でも、それこそ
あらゆる分野での真実なのではないかな、と。
そのような目で思い返してみると、確かに僕のクライアントでも、
爆発的に結果を出す人や企業というのは、細部へのこだわりが
すごいんですね。

同じ市場であっても、月の売り上げが100万円の人もいれば
2000万円の人もいる。

この差は、細部にこだわるという、本当に細かいところなんです。

一見すると、同じようなことをしている。

でも、その「細かいところ」が、20倍の収益の差を
生んでいる。

これが、数字を見る限りでの事実なわけです。

別に「そこそこ」で満足だ、「月100万円稼げればいい」
という感じでしたらあまり気にすることはないのかもしれませんが、
月100万なんてサラリーマンの給料の感覚でいくと20~30万
ですからね、それなら普通に就職していた方がいいと思います。

サラリーマンというのは、総合的に見て、すごく恵まれていて
いい環境だと思いますんで。

自分らしさとか、個性とか、家族とか、安心とか、
豊かさとか、そういったものを全部諦めれば、サラリーマンほど
生きやすい人種もないと思うんですね。

何より社会的な信用力がありますし。

でも、「自分」や「自分の人生」にこだわって、
何か世界に伝えたい理念やメッセージがある場合。

しかもやるからには一流を目指したい場合。

神は細部に宿るんです。

そのことを忘れないようにして、頑張ってくださいね。

いつか必ず報われますから。

それは、実体験からも、クライアントの事例からも、
自信を持って言えます。

そして何より、楽しいんですよ、そーゆー活動は。

自信を持ってやってほしいと思います。

2.“ブランド”を最短最速で作るための3条件。
“ブランド”と聞いて思い浮かべるのは、やっぱり
ヴィトンとか、シャネルとかエルメスとか、そういった
いわゆる「ブランド品」を売っているメーカーだと思うんです。

じゃあ、その“ブランド”って一体何なのよ、と言えば、
古今東西いろんな頭のいい人が定義しています。
「ある商品やサービスを象徴するもの」

「超過収益力」

「消費者が商品・サービスに対する期待を託すもの」

「企業のアイデンティティ」
などなど・・・。

それらの定義も、まあ個人的には一理あるなと思うものも
数多くあるのですが、わかったようでわからない、というのが
実際のところだと思ったりもするわけで。

僕自身はと言うと、
「顧客の頭(心)の中にある“価値が高い”というイメージ」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
と定義しています。

ブランドというのは、よく誤解されていますが、別に企業が
持っているわけではないんですね。

企業に対して「顧客が」持っているもの、より具体的には
イメージなわけです。

ここで「イメージ」という言葉を使っているのは、
その「価値が高い」という思いにこれといった根拠がない
ケースがほとんどだから。

せいぜい「価格が高いから」とか「前買ったのがすごく
よかったから」とか「みんながすごいと言っているから」とか、
その程度のものであって、特に客観的な理由があって
「価値が高い」と認識しているわけではないのです。

それゆえに、その感覚は他者と共有することが難しく、
「私は好き!」というごくごく主観的なレベルに
とどまることがほとんどです。

ちょうど僕がヴィトンを好きなのに対して和佐君が
「塩ビのかばん」と表現するように。

これはつまり、ブランドというものが、ある個人が抱く
漠然とした「イメージ」でしかないことを意味します。

だから僕は「イメージ」という言葉を好んで使うわけです。
さて、そのブランドですが、当然築き上げるのには大層時間が
かかります。

ルイヴィトンには約150年の歴史がありますし、
エルメスには170余年の歴史があります。

シャネルやプラダで約100年、グッチは約90年、
比較的新しいディオールで約60年。

最近人気のボッテガヴェネタは約40年の歴史ですが、
相対的に見るとかなり新しいブランドです。

時計で有名なブレゲというメーカーなんて、230年以上の
歴史がありますしね。

わかりやすいのであえてファッションブランドばかりを例に
挙げましたが、まあこのくらい時間と労力がかかるのが
ブランド構築なんだ、ということですね。

ただ、そんな中にあって、すさまじいスピードでブランドを築き、
トップブランドと称されるようになったメーカーも
いくつかあります。

僕は結構そーゆーのに興味があっていろいろ見ているんですが、
これから、そのすさまじいスピードでブランドを築いた企業に
共通して見られる特徴についてお話します。

ブランド構築に興味がある場合には、特になるべく早く
ブランドを構築したいという場合は、しっかり読むように
してくださいね。

ブランドなんかクソ喰らえ、なアナタはまたいつかどこかで
会いましょう。
今回取り上げたいブランドは、ジョン・ガリアーノ
フランク・ミュラー、それからロジェ・デュブイの3社です。

ガリアーノは僕がもっとも敬愛するファッションデザイナーで、
“自他共に認める天才”というのが通説です(笑)。

後ろ二つは時計メーカーでして、興味がないって場合は
たぶん知らないかなー。

でもどちらも、今やすごいブランドになった企業です。

この3社のブランド構築プロセスから、あらゆる業界で
ブランド構築のカギとなる条件について学んでいきたいと
思います。

まずは、ガリアーノを見ていきましょう。
ガリアーノは、1985年ロンドンでデビューしていますが、
当時は「シンプルなものが最高なんだ」というブームでして、
派手なものばっかりデザインしていたガリアーノの評判は
それほどよくありませんでした。

資金がなくて服が作れない、投資家が金を出してくれない、
なんてことがしばらく続いたようです。

その後、1991年にパリコレの正式メンバーに加入し、
活動の拠点をロンドンからパリに移します。

しかしパリに移ってもロンドン同様に資金難で、自分の生活も
ままならない状態。

友人の家で寝泊りしながらのクリエイション。

何度も何度も投資家に断られながらも頭を下げ、資金の工面に
走っていたと言います。

また生地を買う資金がなく、作品数は17着、すべてカラーは黒、
モデルも有志で参加といったコレクションもあったみたいです。

つまりこの頃のガリアーノは、基本的に「彼が満足できるような
作品を作っていない」のであって、事実上彼の“ブランド”が
始まるのはジバンシーのデザイナーからディオールのデザイナーに
抜擢された1990年代半ばからなのです。

彼が満足に服を作ることができるようになってから。

それから10年ちょっとで、今のブランドを築きました。

昔雑誌で読んだんですが、パット・マグラスという
世界でもトップのメイクアップアーティストが
「ガリアーノとマックイーン(アレキサンダー・マックイーン)の
バックステージは、他のブランドと空気が全く違う」
ってコメントしていました。

わずか10年で、数々のトップブランドのショーを担当する
メイクアップアーティストに、そこまで言わせるように
なった。

10年ちょっとというのは、ヴィトンなど上記の例を見れば
明らかなように、異様なスピードです。

“自他共に認める天才”ってのは、伊達ではないようですね。
次に、フランク・ミュラーを見ていきます。

フランクは1991年(1992年)に正式にデビューしました。

もっとも、それ以前にもフランクが作った時計というものは
存在していて、ファンは多かったと言われています。

なにせ在学中から“天才”と呼ばれていたみたいですから。

1986年に世界初の機構(詳しく説明するとあまりに
眠くなるので割愛)を発表してからと言うもの、これまで

「腕時計の機構としては実現は不可能」

とされてきた機構を次々に完成させ、発表します。

それこそもう、毎年のように。

そうして現在に至るわけですね。

こちらは、どこから見るかによりますが、長く見ても
20年弱で今のポジションを築き上げています。

現在では、時計が特に好きでない人も、彼の名前だけは
知っていることが多いくらいです。
最後にロジェ・デュブイを見ていきましょう。

このメーカーは、時計が好きでないとまず知らないと思うんで
さらっといきますが、ブランド創設は1995年です。

ですから、ここも約10余年で業界のトップブランドとして
仲間入りを果たしたことになります。

ここがすごいのは、デザインももちろんですが、このわずか
10年の間に、自社キャリバー(時計の中身)を20個以上
開発しているという点。

これは、まあ時計好きでない場合には意味不明だと思うのですが、
どのくらいすごいことかと言うと、日本から歩いて月に行ける
くらいすごいのです。

・・・っていうのはもちろん大げさですが、でも、それくらいの
表現がそこそこ当てはまるくらいには、すごいこと。

毎年2個のペースで自社キャリバーを開発しているわけですから、
それ相当のものだと思います。

ある雑誌では「驚異」と表現していましたが、実際
そうなんだろうなあ、と。
さてさて、これらのブランドに共通のものはなんだか
わかりますか?

って、このあまりにざっくりした説明でわかったら
すごすぎるんですが、少しググるなりして情報を捕捉しながら、
考えてみてください。

考えたら、先を読んでいいです(笑)。
僕は、この3つのブランド、まあ実際にはそれ以外の
無数のブランドも併せてですが、それらを調べていて
3つの条件というものに気がつきました。

この3つを最低限満たしていないとブランドを
スピーディーに作り上げることはできない。

そんな条件に。

それらを今からお話しするのですが、まあくどいんですけど、
少しは考えてから読んでくださいね。

読んでるだけじゃ、脳みそクモの巣張りますから。

では、いきましょう。

最短最速でブランドを作るために必要な3つの条件。

まず一つ目に挙げられるのは、
圧倒的なファーストインパクト
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
です。

ポイントは、“圧倒的”というところ。

とにかく、どんなすごいブランドだって、初めて世に出てきたときは
“新参者”。

周りからは

「どこの馬の骨が・・・」

といった懐疑的な目で見られているのが普通です。

もう少し厳密に言えば、

「試されている」

という感じでしょうか。

こいつなんぼのもんじゃい、という感じで、品定めされて
いるのです。

ですから、そんな懐疑的なまなざしを一蹴するほどの、
あざ笑うほどの圧倒的なファーストインパクトが重要に
なるわけです。

唖然とさせ、茫然自失にさせることを目指す。

これが、極めて重要。
・・・というような話を以前あるセミナーでしたことが
あるんですが、そのときに
「私はメルマガの読者が毎日増えているのですが、
その場合、毎日が誰かしらの“ファーストインパクト”に
なるわけですよね。

そうすると、毎回120%の力で書かなきゃいけないということで、
それはさすがにちょっと苦しいと思うんですが、
そういった場合はどうしたらいいですか?」
って質問を受けました。

答えは、
「毎回120%の力で書いて下さい」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
です。

なんつーか、もうはじめから手を抜こうとしている時点で、
ブランドとかはできませんから。

ってか、それ以前の話でもあります。

と言うのも、毎日読者が増えている一方で、毎日読者は
減っているから。

つまり、そのメルマガが、ある人にとっては最後のメルマガに
なるかもしれないわけです。

その、最後の時を、楽しく有意義に過ごしてもらうのか、
「中身のないメルマガだったな」と思って過ごさせてしまうのか、
その辺りに書き手の責任があるわけです。

何分かわからないですが、読者の時間をもらっている以上、
その責任は重大だと思います。

僕は以前より「1時間で1000万円稼ぐ」と言ってきましたが、
その観点からいけば、僕に1時間使わせるということは、
僕に1000万円以上の対価を支払わなくてはいけない、
ということを意味します。

もちろん、金銭である必要はこれっぽっちもありません。

有益だったな、とか、すごく楽しかったな、とか、
そういった実感の方が価値が高いですから。

それと同じことが、誰にでも言えます。

僕は、時間の価値というのを、たぶん他の人より重く見ていて、
例えばこの長ーいメルマガを読んでもらうのにかかる時間分
以上の対価は提供しているつもりでいます。

毎回毎回120%の力で書いていて、手を抜こうなんて
考えたことすらありません。

だから発行頻度が著しく低いんですが(苦笑)、とにかく
そのような気持ちでやるべきだと思うんですね。

勝手に相手の時間を浪費して、それでいて「でもお金は
欲しいんです」とか、冗談は顔だけにしとけって感じですよ。

いつでも120%の力で情報を発信する。

いつでもファーストインパクトのつもりでやる。

ヴィトンやエルメスが手を抜いた微妙な商品出しますか?

そんなことしたら一瞬でブランドは崩壊してしまうんです。

ですから、発信していくものには、細心の注意を払う必要が
ある、と。
少し話がずれましたが、とにかくまず大事なのは、
ファーストインパクトだということです。

そして次に大事なこと。

それは
ファーストインパクトを超え続けるための企画・制作力
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これは今の話にもつながっているんですが、いつも120%の力で
クリエイションしているということは、いつも前作を超えている
ということを意味します。

つまり、ファーストインパクトは最高なんだけど、
毎回それ以上のものが出てくる。

毎回世界記録が更新される。

そんなイメージを、相手の頭の中に作り上げる必要が
あるのです。

これにより、いつでも頭の片隅で覚えていてもらえるのですから。

ガリアーノは、毎回あっと驚くような服をデザインしてきます。

フランクミュラーは、毎回世界中の時計ファンを驚かせる
機構を作り上げてきます。

ロジェデュブイは、驚くべきスピードでキャリバーを
開発し、斬新極まるデザインを組み合わせて時計関係者を
驚かせてきました。

「毎回」というところがポイントなのです。

一回すごいことをやって終わりではない。

常にすごいことをやり続けることが、極めて大事です。

僕の好きな言葉に、

Next one.

という言葉があります。

これはチャップリンが

「あなたの作品で、最高だと思うものはどれですか?」

という質問に答えた、その答えです。

「次の作品だよ。」

これは、そうそう言えないと思います。

高校のときにこの言葉を知ってから、ある意味で
座右の銘に近いポジションを占めているこの言葉。

たった2単語ですけど、すごい深いです。
さて、ではいよいよ最後の条件にいきましょう。

ブランドを最速で作る最後の条件は、
市場のニーズ(時代)を的確に汲み取る(読み取る)察知力
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
になります。

ガリアーノの話を思い出してください。

彼は、セントマーチンズの学生だった頃から業界が注目する
“天才”でした(実際、彼は主席卒業です)。

しかし、デビューして10年くらいは、鳴かず飛ばずで
人一倍苦労していた。

それはひとえに、彼の感性と時代の感性が合致しなかったからと
言うことができると思います。

つまり市場のニーズを、時代性を読み取り、それを作品に
反映することができなかったからなんですね。

天才でさえそうなのですから(天才だから時代と乖離してしまった
とも言えるのですが)、我々のような凡人は、より意識して
市場や時代というものの流れ、動きに目を凝らしておく必要が
あります。

あくまでもその時代の枠組みの中でブランドを築き上げるのですから、
そこを無視してブランド確立はありえません。

この「察知力」がないと、デビューして間もないガリアーノの
ようになってしまいます。

まあ、それはそれで重要な体験だとも思いますけれど、
あんまり打たれ強くない僕としては、避けたいかな(笑)。

マッチョな天才肌であるという自信があるなら、是非どうぞ。

以上が、僕が考えるブランドを最短最速で作る3つの条件に
なります。
1.圧倒的なファーストインパクト
2.それを超え続ける企画・制作力
3.時代を的確に読む察知力
この3つを満たすことが、カギなんではないかな、と。

中途半端なもので登場し、微妙なものを発表し続け、
独りよがりで時代も何も考慮していない。

こんなのがブランドになるかといえば、到底無理だという感じが
しませんか?

ブランドっていうのは、ある意味で花粉症みたいなもんだと思います。

心の中で一定の水準を超えたときに、初めて確立する。

その確立ポイントが100だとして、1から順に一歩一歩いくのか、
それとも80から初めて(圧倒的なファーストインパクト)
二歩でいくのか(企画・制作・察知力)、その違いです。

早くブランドを確立しようとすればするほど、スタート位置
(ファーストインパクト)と成長の歩幅(企画・制作・察知力)が
重要になってくるんですね。

ブランディングって、いろいろ複雑に語られるところですけど、
個人的には、シンプルなものの方が実践的だし理解しやすいし
「偉い」と思っています。

今回の話がシンプルに感じてもらえたかどうかは僕の筆力に
よるところが大きいと思うんですが、ま、一言で言ってしまえば
気楽に考えて、死ぬ気で楽しく仕事しようよ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ってことですよ(笑)。

今回の記事が、何かそのお役に立てれば幸いです。
ではでは、今回はこの辺で。

また次回お会いしましょうー。

ありがとうございました。

木坂

追伸:最近、コピーライティングDVDの購入者からの質問や
コンサルをしていてされる質問で多いのが

「やっぱりビジネスノウハウはアメリカですか?」

というものです。

アメリカは日本の5年先をいっているとか、そんなことが
いろいろ言われてますからね。

気になるのも、ある意味当然なのかな、と。

僕は海外の本や教材、セミナーで勉強しだして今年で
7年目になります。

一時期は150誌以上海外からメルマガ(e-zineと言いますが)を
取っていて、稼いでるやつも稼いでないやつも、本物も半詐欺師も、
みんなひっくるめて知らないネット起業家はいない、と本気で
思っていました。

1日2冊は本を読んでいたし、DVDなどは休みの日にまとめて
15時間とか観て勉強して・・・さすがに今ではもう少し
穏やかになってますが、そんな生活を7年もよく続けたなあと
我ながら思います(笑)。

アフィリエイトされる商材は9割がた買いました。

新しい商材はほぼ全て買いました。

古いものでも、見つけられ次第買いました。

その結果・・・。

商品が送られてこなかったことも、トンズラされたことも、
カードが余計に切られてたことも、いろいろ経験しました。

メールや電話で交渉したことも、ファックスで交渉したことも、
いろいろ質問したことも、今ではいい思い出です(笑)。

もちろん、すばらしい教材にもたくさん出会いました。

何人かは、直接僕の質問にも答えてくれ、非常に大きな
学びを得ることができました。

裏側もたくさん聞きました(笑)。

その僕から見て、この辺、日本のネットビジネス界には
いろんな誤解が蔓延していると思うんです。

アメリカアメリカって、何でそんなにアメリカを信仰しているのか。

なんでそれを聞いて妄信しているのか。

少し自分の目で確認してみたらいいのに、英語ができないとか
しょっぱいこと言ってないで、って思うんですが・・・まあ、
それができればそんなくだらない言説に振り回されたり
しないですよね(苦笑)。

ってことで次回はそのあたりのことを書いてみたいと思います。

なので、これに関連して聞いておきたいことがあれば、
メール送ってください。

興味深い疑問に関しては、考慮してメルマガ書きますので。